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株式会社 JEI(Japan Expo International)のロゴデザインということで、「日本独自の高品質な技術や文化を世界全体に広めていく」「Made in JapanからProduced by Japanへ!」というコンセプトから、ロゴカラーは「日本の伝統色」に統一しています。
日本の伝統色 和色大辞典 – Traditional Colors of Japanhttps://www.colordic.org/w
J は躑躅色(つつじいろ)。漢字の「躑」と「躅」はいずれもたちどまる、たたずむ、の意味で、「見る人が足を止めるほどに美しい」という言われに由来します。つつじは東アジアを中心に生息し、花言葉は「節度」「慎み」。
E は蒲公英色(たんぽぽいろ)。タンポポのようにその種子が風に揺られ世界にあまねく広がっていくように。キク科ですので皇室の菊紋にもつながり、花言葉は「愛の信託」「真心の愛」です。
I は天色(あまいろ)。別名で真空色(まそらいろ)とも呼ばれ、雲一つない冴え渡る青い空の色です。水色にも近く、地球全体を包み込む天空と海水のように、曇りなく澄み渡って天と地に確立します。
Expo(博覧会)の E は、Earth(地球)にもイメージが通じるように地球図を配置し、J(Japan)とE(Expo)とI(International)がそれぞれ派生して繋がっていくように、ロゴの配置を少しずつ被せて関連付けています。
Eのロゴのところで、天から降りてきた啓示や閃きが、日本を経由してアジアを中心とした各国に展開されるように、地球図とEロゴの位置を配しています。最後に「Japan Expo International」の文字色は、日本発信という点から J のピンク系統に寄せて、日本独自の鴇色(ときいろ)を使用しています。
鴇(トキ)の学名はNippponia Nippon(ニッポニア・ニッポン)で、しばしば「日本を象徴する鳥」とも呼ばれます。絶滅危惧種から蘇ってトキの個体数が回復しつつあるように、日本国の古き良き伝統・文化や最先端の技術・作品が燦然と輝きを放って世界に飛び立っていくように。そういった願いを込めて制作されています。
株式会社JEI
ジャパンエキスポ展示会の事務局 次世代凍結機の紹介 内装デザインと施工管理 JEIブランドの商品開発
2022年2月
三枝弘靖
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